2024-07-02
家の売却を検討する際、売却にかかる諸費用や引っ越し費用などを考えると、売却代金がいつ手元に入るのか、事前に知っておきたいですよね。
また、売却代金を受け取るうえで注意すべきことがいくつかあるため、事前に把握しておくと安心です。
そこで今回は、家の売却代金を受け取るタイミングや、売却代金を受け取るまでの期間、知っておくべき注意点について解説します。
周南市、下松市、光市でマイホームの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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家を売却するにあたって、売却代金で住宅ローンを返済したり、新居で使用する家具を購入したりなど、売却する理由によって資金計画を立てておきたい方も多いのではないでしょうか。
そこでまずは、家を売却する流れを確認しながら、売却代金を受け取るタイミングについて解説します。
家を売却する際には、以下のような流れで進めるのが一般的です。
家を売却する際は、上記のような流れに沿って手続きを進めます。
この流れをふまえて、いつ売却代金を受け取れるのか、そのタイミングについて解説します。
上記の流れのなかで、売却代金を受け取るタイミングは、売買契約を締結するときと、物件を引渡すときの2回です。
売買契約を締結するとき
買主と売買契約を締結するときが、売却代金を受け取る1回目のタイミングです。
このときに受け取るお金のことを「手付金」といいます。
「手付金」は、売買契約が成立したことを証明するためのお金で、最終的に売却代金の一部として充当します。
なお、手付金の金額は、売却価格の5%~10%が相場です。
物件を引渡すとき
売却代金を受け取る2回目のタイミングは、物件を引渡すときです。
このとき、1回目に受け取った手付金を差し引いた残金が支払われます。
つまり、売却代金のほとんどは、引渡しのときに受け取るということです。
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家の売却代金を受け取るタイミングについて前章で解説しましたが、実際にいつ頃手元にお金が入るのか、ある程度期間を把握しておくと、売却後のスケジュールを立てやすいでしょう。
そこで次に、売却代金が手元に入るまでにかかる期間について解説します。
前章でも解説したように、売却代金を受け取るのは、売買契約を締結するときと、引渡しのときの2回です。
つまり、家を売却する流れの過程ごとにかかる期間を把握すると、いつ頃お金が手元に入るか予想できます。
前章で解説した流れに沿って、一般的にかかる期間を見てみましょう。
上記からもわかるように、家を売却する際には、ある程度の期間がかかります。
売却を決めてから売却活動に入るまでに1か月ほどかかり、売却活動をおこなって買主が見つかるまでには、さらに3か月ほどかかるのが一般的です。
つまり、1回目にお金を受け取るのは、売却活動を始めてから3か月ほどあとです。
また、引渡しまでは、売買契約を締結してから1か月~3か月ほどかかります。
したがって、売却代金の受け取りが完了するのは、売却活動を始めてから半年ほどあとになることを想定しておく必要があります。
家を売却する際には、3か月~半年程度かかるのが一般的ですが、物件の状況や立地条件によっては、それ以上かかるケースも珍しくありません。
また、買主の住宅ローンの審査に時間がかかることもあります。
さらに、転勤や進学などで人が動く1月~3月は、不動産業界の繁忙期です。
物件の問い合わせや内見案内の件数が、通常の時期より大幅に増えるため、人の動きが少ない時期と比較すると、不動産会社の対応も時間がかかる場合があります。
売却後の返済や生活費などで、「いつまでにまとまった資金がほしい」という希望があれば、そこから逆算し、売却のスケジュールを立てましょう。
ただし、短期間で売ろうとすると、失敗する恐れがあるため、余裕を持って計画することが大切です。
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最後に、家の売却代金を受け取る際に注意すべきことについて解説します。
売買契約締結後、もし買主の都合で契約をキャンセルする場合、売主は受け取った手付金を返還する必要はありません。
しかし、売主の都合でキャンセルする場合は、手付金の返還はもちろん、手付金と同額のお金を買主に支払わなければなりません。
つまり、売主側は、受け取った手付金の倍額を、買主に返還することになるのです。
先述のとおり、手付金の相場は売却価格の5%~10%です。
たとえば、3,000万円の物件の売買契約を締結する場合、手付金として150万円~300万円ほど手元に入ります。
これを使ってしまうと、もし契約をキャンセルすることになったときに、買主に返還するためのお金を準備しなければなりません。
したがって、手付金は引渡しのとき、つまり残金の決済が終了するまで、保管しておくようにしましょう。
家を売却する際には、税金や仲介手数料など、売主が支払わなければならないさまざまな諸費用がかかります。
たとえば、印紙税は、売買契約の際に必要です。
また、不動産会社に支払う仲介手数料は、売買契約締結時に半分支払うのが一般的です。
しかし、前章で解説したように、家の売却活動を始めても、買主が見つかって実際に家を引渡すまで、まとまったお金は入ってきません。
つまり、家を売却する際には、売却代金が手元に入る前に、諸費用を支払う資金を準備しておかなければならないのです。
売買契約を締結するときに受け取る「手付金」は、現金で支払われるのが一般的です。
引渡しのときに受け取る売却代金の残りは、金額が大きいため、売主が指定する銀行に、振り込みで決済するケースが多いです。
引渡し日に振り込まれているかどうかを知るためには、家族に記帳を依頼するか、最近はスマートフォンで口座の入金を確認できます。
現金による決済の場合は、銀行の契約室や不動産会社の事務所でおこないますが、金額が大きいため、紛失や盗難などのリスクが生じます。
したがって、トラブルを避けるためにも、売却代金は振り込みで決済するようにしましょう。
金額を確認したうえで、物件を引渡す流れとなり、住宅ローンが残っている場合は、そのまま返済に充てます。
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家の売却代金は、売買契約を締結するときと、引渡しのときの2回受け取るのが一般的です。
いつ受け取れるのかは、売却活動を始めてから買主が見つかるまでにかかる期間によって異なりますが、一般的には売り出してから3か月~半年後になることを想定しておく必要があります。
売買契約を締結したときに受け取る手付金は、使わないで保管しておくことと、売却にかかる諸費用は、事前に準備しておかなければならないことを頭に入れておきましょう。
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